イタリア旅行記(10月10日)

■ 10月10日(金)
空港集合が8時半でしたので。それに合わせて東京駅7時15分発のNEXを予約しておりました。
眠い目をこすりながら、いざ出発!
東京駅に着いたのは、1本前の7時ちょうど発NEXが出る前でした。それを見送って次の列車に乗車。
私の携帯も相方君の携帯も、海外で使える仕様だったので、「国内にいる間に設定を変えておこうね」な項目を案内冊子見ながら、こつこつ設定。
設定後は、ガイドブック読んだり、ちょっぴり転寝しつつ、成田空港到着。
私は成田空港を使うのが3度目だったのですが、今回、初の第1ターミナル。よくわからず、相方君についていくのみ。えっこらえっこらと旅行会社のカウンターを目指しました。
ステイツアーなので、添乗員さんがつくわけもなく。一応、空港―ホテル間の移動なんかは、現地日本語(または英語)スタッフが対応してくれるとのことでしたが、現地までは自力移動。説明を一通り聞いて、 荷物をわけわけしてからすぐにチェックイン。

そして。まずは、両替(今更)
申込みをしたころは、ユーロが160円前後だったのですが。「先に両替しとく?」と相談していたころは150円くらいになってました。ちょうど、NYでの金融危機が始まったころでしたが、最終的には空港で両替することになったので、粘ったような形になり、その時は結局、139円でした。
今は、120円以下になってますよねー!(10/28現在)
次に朝食を・・・となりまして。時間もあまり無さそうなので。とりあえず手荷物検査場は通ってしまい、中にあったドトールでもぐもぐしました。
んで。トイレとか寄りつつ、相方君が最後に会社に1回電話するといい、私はのど飴を購入しておりました。
すると、私達の搭乗便の「最終案内です」がアナウンスされ。ひえー!っと、ゲート(売店の目の前でした)に駆け込むと、どうやら本当に最後だったらしく。通り過ぎた後ろで、シャーッとゲートが閉じられました。
えーん。でも、この時点で予定時刻より10分以上前なんだよー? 国際便は早いのねぇ・・・。

機内はまだ荷物を整理している乗客でいっぱいでしたので、「遅いじゃない!」みたいな視線で見られることもなく、自分たちの席に向かいました。
2-4-2型の座席で、私たちは真ん中4人掛けの端から2つでした。窓側じゃないのね・・・と、ちょっとしょんぼり。まぁ、こればっかりは仕方ありません。

エールフランスでしたので。機内食が美味かったv
機内で「ハリー・ポッター」シリーズが観れたのですが(英語のみのもありましたけど)、「空飛ぶ車」が出てくるシーンを探して、ほぼ全作の出だし部分を観た人たち(笑)
相方君は「上海ゲーム」に夢中になってました。
あとは、飛行機の現在地を地図に表示させてるじゃないですか? あれを見てるのが好きでねー。昔は、似非地図って感じだったけど、今は地図も進化してます。ぐーぐるまっぷっぽい、かなりリアルな映像でした。
北回りのコースでしたので。成田から新潟方面に抜けて、ロシアのシベリア辺りを通過し、スカンジナビア半島をかすめ、オランダ辺りでヨーロッパ大陸上空に出て、フランスへ・・・って感じでした。

パリ シャルル・ド・ゴール空港では、自力でヴェネツィア行きに乗り換えねばなりません。
降りてからゲートをチェックして、入国審査ゲートに進みます。EUになったので、入国審査はココになります。思ったよりすんなりと通ったのですが。パスポートを見てもスタンプがありません(苦笑)
えー。なんでー?
まぁ、いっか・・・と、次の飛行機のために手荷物検査に進みます。
その途中でターミナルを移動していたのですが。「フランスの地に足をつけたい」なんてバカなことを言い出しまして。外に出れるドアを発見して、「えいっ!」っと踏んできました(でもアスファルト/爆)
そして、手荷物検査場。ここが厳しかったねー。
機内でもらってたお水のペットボトルや飲み残しワインは、すべて没収。つか廃棄だな。靴も脱がされた・・・。
で。通って中に入ったら、思ったより時間があったので。免税店とかうろうろ(笑)
私は化粧品なんかは買うつもりはなかったのですが。相方君はお土産にしようか?と考えていたようで。実際に買うのは帰りになりますが、こんなのあるんだねー・・・なんてチェック。
新しい建物だったので、ガラス張りの近代的な建物でした。写真なんか撮りつつ、時間を待ちます。
そうそう。空港に降りて携帯の電源を入れてみたところ。
時刻の表示が、何もしなくても現地時間に切り替わってて。更に一緒に日本時間まで表示されてるー!
やるな、ワールドワイド携帯。
搭乗がはじまって、ゲートを通って出て行くと。階段を下に・・・。ん? バスだよ(笑)
結局、バスで飛行機まで移動だったので。ここでも、フランスの地を踏むことができました。あーん。さっきの行動、無駄じゃん(涙)
パリ―ヴェネツィア間もエールフランスだったのですが、機体が小さくなりました。3-3タイプで、私たちが座ったのが1番後ろの席(笑)
日本人も一気に減りました。通路挟んだ反対側にカップルさん(この方々が同じツアーの方でした)。ちょっと前辺りにもう1組ご家族っぽい方々。多分、これだけ。もしかしたら前方にいたかもしれません。
びっくりしたのは、ヨーロッパの方々って、機内に入っても携帯使いまくり(苦笑) 客室乗務員の方も注意しないし。お隣のビジネスマン風の方も、飛び立つまでずっとしゃべってました・・・。多分、電源なんて切ってなさそう。
でも。着陸態勢に入ったとき、お隣の方がふいに十字を切りました。
おおおっ。クリスチャン!
私たちも機内食とか食べるとき、思わず合掌して「いただきます」してたけどね(笑)
やっぱり、出るよねー。
途中、アルプス越えをした頃が夕焼けでして。きれいでしたーvv

ヴェネツィアに到着し、スーツケースを受け取るわけですが。
ぐるぐる回るターンテーブルのところで待っておりますと。少々高い位置から流れてきて、そのターンテーブルに移るとき。「ドンッ!」って! そんな衝撃! 扱いが雑すぎやしませんか・・・。
無事にスーツケースを受け取り。出口から出て行きますと、現地ガイドさんがいらっしゃいました。ホテルまで送迎していただけます。
「今日は結構、時間通りでしたねー」って。そんな言葉が出てくるってことは、普段はもっと遅れるってことですかね・・・。
車に乗り込み、移動開始。
空港は本土側にありまして。ヴェネツィアは橋を渡った島となります。車が入れるのは、島側に渡ったところにあるローマ広場まで。ここで車を降りまして、水上タクシー(つまりボートです)に乗り換え。もう1組のカップルさんは、ホテルが別とのことで。ガイドさんがもう1人待機されており、ここでお別れ(元々・フリープランですからね)。
私たちはボートに乗り、狭い水路を少し走ったあと、大きな水路に出ました。ここが「カナル・グランデ(大運河)」と呼ばれているところです。S字にぐねっと島の真ん中を2 分するように流れてます。
beの地元に「かなる会館」ってのがあるんですが。意味も知らずに読んでたけど。そっか、「カナル=運河」なのね。確かにそこは運河の河口周辺になるんだった。

カナル・グランデから、更に広いところに出ました。右手には島があるので運河っぽく見えているけど、波が高くなっていたので、どうやら外洋に出たようです。
でも、視線は左手に集中。だって、サン・マルコ広場ですよ!
きゃーvvvとはしゃいでいたら、そのまま真横を通り過ぎ、その奥にある溜息の橋がかかる運河に入って行きました。「ホテルはもう少し先です」と。
ARIAにも出てくる溜息の橋ですが・・・。修復中らしく、覆いがかけられていて、ちょっと無残な姿(笑)
日本だと工事の時は白とかグレイの無地の覆いをかけますけど。こちらは、そんな覆いにまで、派手に宣伝が(笑)
溜息の橋も、ブルー地に宣伝が描かれたもので。真ん中にある窓だけがちょこんと顔を出してました。
運河を少し奥に行って、90度の角のところがホテルでした。道路に面している出入口もありますが、立派なパリーナ(船を繋ぐための柱)も立ってました。
ガイドの方がチェックイン手続きをしてくださり、ホテルの利用方法などについても案内してくれました。
イタリアは、フロントのある階が「ゼロ」になるんですね。次の階から1階、2階・・・となる。私達の部屋は2階でした。エレベーターを降りてずんずん進んで・・・。どうやら1番奥(笑)
前から私と相方君って、角部屋率が高いんですよねー。T山で合宿の時に使っているホテルでも、何度か角部屋になってる。
「また角部屋ー?」とか言いながら入ると、ベッドがダブルです(苦笑)
寝るときにベッドに入ると、実際にはシングルベッドを2つくっつけてあるだけだったんですが。かけカバーがダブルサイズの1枚で、覆ってあったからダブルに見えたよう。
でも、部屋に入ったときには、そんなことわからないから。「ダブルだー!」と大笑い。
だって。Mちゃんから、「新婚旅行楽しんでー」なんてメールが届いてたからさ。ちょっと、大ウケ。
バスルームも広くてびっくり。
っていうか。シャワーブースにびっくりした。えと。ワタクシ、初めて拝見します。相方君は日本の一般的なホテルのバスルームのようにバスタブにシャワーカーテンで使うより、シャワーブースのほうがいいと言ってましたが。私はバスタブとシャワーブースを行き来するのが何だか気恥ずかしくって(笑)
誰も、バスルームに入ってくるわけじゃないのに、1人でおどおどしながら移動してました。

今日は1日移動だったので。私がバスルームから出てくると、先にお風呂に入ってた相方君はすでにベッドの上で撃沈してました。
私も、ちょっくら手帳に旅録を書いて、23時頃には寝ました。

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